離婚協議書のサンプルです。
離婚協議書
第1条(離婚)
○○○(以下「甲」という。)と,○○○(以下「乙」という。)は,本日,協議により離婚することに合意した。
第2条(親権及び監護権)
1 甲乙間の未成年の子○○○○(平成○○年○月○日生,以下「丙」という。),
子○○○○(平成○○年○月○日生,以下「丁」という。)及び○○○○(平成○○年○月○日生、以下「戊」という。)の親権者を乙と定める。
2 乙は丙及び丁並びに戊の監護者となりそれぞれが成年に達するまで,これを引き取り養育する。
第3条(養育費)
1 甲は,乙に対し,丙の養育費として,平成○○年○月から丙が成人に達するま
で毎月末日限り金3万円,丁の養育費として,平成○○年○月から丁が成人に達するまで,毎月末日限り金3万円,戊の養育費として,平成○○年○月から戊が成人に達するまで,毎月末日限り金3万円,合計9万円を乙が指定する預金口座に振込にて支払う。
2 上記養育費が諸物価の上昇その他の事由により不相当になったときは,乙は,甲に対し,その増額を請求することができる。
3 甲は,丙丁戊の高等学校,大学または各種専門学校等へ進学の際に発生した費用の一部を負担すること乙に約し,乙は,この場合,請求書及び領収書などを提示して請求するものとする。
第4条(特別の費用)
乙が,丙丁戊の病気及び怪我のために特別出費したときは,甲は乙の請求により,
その費用を直ちに支払うものとする。
第5条(慰謝料)
1 甲は,乙に対し,慰謝料として金400万円の支払義務があることを認め,これ を4回に分割して,平成25年11月から平成26年2月まで毎月末日限り金100万円ずつを乙の指定する金融機関の預貯金口座に振り込んで支払う。なお,振込手数料は甲の負担とし,利息は定めない。
2 甲について,下記の事由が生じた場合は,乙の通知催告を要さず,甲は、当然に期限の利益を失い,乙に対して残金を直ちに支払う。
(1) 分割金の支払いを1回でも怠ったとき。
(2) 他の債務につき,強制執行,競売,執行保全処分を受け,あるいは公租
公課の滞納処分を受けたとき。
(3) 破産,民事再生手続開始の申立てがあったとき。
(4) 手形交換所の取引停止処分を受けたとき。
(5) 乙の責めに帰することができない事由によって,所在が不明となったとき。
第6条(財産分与)
甲及び乙は,本件離婚に基づく財産分与として,甲名義の下記不動産を乙の所有とすることとし,甲は乙に対し,離婚による財産分与を原因とする所有権移転登記手続きをするものとする。なお,登記手続費用は,甲の負担とする。
記
物件の表示
第7条(面接交渉)
乙は,甲に対し,1か月に一度,丙丁戊と面接交渉をさせることとする。面接交渉の日時,場所,方法については,丙丁戊の福祉を害することがないように甲乙協議のうえ決定する。
第8条(通知義務)
甲及び乙は,住所,居所,連絡先が変更になった場合,遅滞なく必要な範囲で
互いに通知義務があることを確認する。
第9条 (清算条項)
甲及び乙は,本協議書に定めるほか,互いに他に何らの債権債務が存しないことを相互に確認する。
平成25年○月○日
甲:(住所)
(氏名)
乙:(住所)
(氏名)
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