三者事務打合せ会
最近では年1回となりましたが,法務局・土地家屋調査士会・司法書士会の3者による事務打合せ会に出席してきました。
これは,日ごろから事務取扱いにおける要望や協議事項を出し合って,法務行政の円滑な運営に資するために開催されているものです。
【出席者】≪法務局≫
局長・次長・総務課長・不動産登記部門首席登記官
法人登記部門首席登記官・登記情報システム管理官
不動産登記部門次席登記官・不動産登記部門統括登記官
不動産登記部門総括表示登記専門官・法人登記部門統括登記官
総務課庶務係長・総務課庶務係員
≪千葉県土地家屋調査士会≫
会長・3副会長・総務部長・財務部長・業務部長・社会事業部長
綱紀委員長・支部長会議長
≪千葉司法書士会≫(以下は公開されているため氏名掲載)
齋藤正志 会長・伊見真希 副会長・山田亘彦 副会長
阿久根満 副会長・古田善宏 総務部長・君野大進 経理部長
長谷川秀夫 相談事業部長・佐々木康人 企画部長
山田達郎 広報部長・小櫻正春 綱紀調査委員長
渡部勲 支部長会議長
法務局からの連絡事項で,司法書士・土地家屋調査士試験の実施状況等について説明がありました。
(司法書士試験)
7月7日に実施され,27400名が受験(前年比1979名減 -6.7%)
(土地家屋調査士試験)
8月25日に実施され,6007名が受験(前年比129名減 -2.1%)
その他,ここでは記載できませんが,それ以外の報告事項が報告され,続いて,協議事項・要望事項が協議されました。
法務局からの協議事項は,
商業・法人登記連絡協議会(仮称)の開催について
(提案理由)
商業法人登記制度の更なる適正円滑な運用に資するため,申請代理側である司法書士と審査側である登記官の双方が一堂に会して,制度面・実務面等における様々な問題点について協議する場を設ける必要があると考える。 ついては,各5名程度の協議会を設置し,年2回程度の打合せを開催することとしたい。
[要望事項]
1 オンラインによる一部事項証明書の取得について
2 登記識別情報の有効証明請求について
[質問事項]
1 共有者多数の物件の登記事項証明書について
2 登記識別情報が通知されていないこと又は失効していることの証明について
3 商業登記集中化後の登記事項証明書の添付について
4 コンピュータ移記前の会社閉鎖登記簿謄本について
[協議事項]
1 形式的審査権について
2 電子納付について
この後,土地家屋調査士会から協議事項の説明と法務局からの回答が続いて,約2時間の会議を終えました。
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